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厚生労働省から13種類の化学物質について
指針値(ガイドライン値)が示されています。
1997年6月(平成9年) ホルムアルデヒドのガイドライン値を決定(0.08ppm)
2000年6月(平成12年) さらに、トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼンを規制に
加え規制対象が4物質
2000年12月(平成12年) さらに、エチルベンゼン・スチレン・クロルピリホス・フタル
酸ジ-n-ブチルを規制に加え規制対象が8物質
2001年7月(平成13年) さらに、フタル酸ジエチルヘキシル・テトラデカン・ダイアジ
ノンを規制に加え規制対象が11物質
2002年1月(平成14年) さらに、アセトアルデヒド・フェノブカルブを規制に加え
規制対象が現在の13物質
では、機械的な換気や、窓を開けて頻繁に換
気をしたらどうなのでしょう?
答えは右の図の通り・・・不十分です。
30分程度窓を開け換気しても、窓を閉めた後
約2時間で、換気前の状態に戻ってしまいます。
ホルムアルデヒドなどの有害物質が建材から
揮発し続けるからです。
2000年に国土交通省が行った調査では、築後
4〜5年の住宅が一番濃度が高かったそうです。
つまりどんなに機械による換気や、窓を開けて
の自然換気をしても、根本が絶たれないので、
室内環境は完全に改善されないのです。
ではどうする??? (次に参りましょう)