外壁は通気工法を採用しています。
下地と外壁材の間に隙間をとることで暖められた空気が壁内を上昇し
軒から外気に通じることで、壁内の空気が循環します。
１階の仕上げは呼吸する自然素材を・・・と、木の羽目板を張りました。
（１階部分は塗装のメンテナンスもしやすい為、維持管理の事も考慮）
２階はガルバリウム・スパンドレルを採用。断熱材が裏打ちしてあります。

屋根は断熱性を考慮して二重断熱に・・・
①一層目の屋根下地を作ります。
②50ｍｍの断熱層を作ります。
③②の上に板を張り、防水のルーフィングを敷きます。
④矢野の仕上げをします。

内装は住まう人と家とが一番密接に触れ合う部分。

ですから窓の枠や床板は無垢の板を使います。

木は製材されてからもなお呼吸をする為、調湿作用もあり結露
の軽減にも貢献するのです。
さらに表情も素朴で感触も自然の不思議な温かみがあります。

それから、もちろんサッシはペアガラスサッシを採用します。
開口部は一番熱損失が大きいので、これは外せません。
スタンダードな仕様となります。

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大工さんも腕の見せ所。
細かい仕事を黙々とこなしていきます。

天井や壁の下地が出来てくると、紙の上に書いた「絵」が実際
立上り、頭の中にしかなかった立体がイメージ通りに具現化さ
れて行きます。